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こんにちは、Mです。
2009年シーズンでは、苦戦しまくったフェラーリF1。この2010年はシューマッハ率いるメルセデスに対抗するため、新型マシンの開発を急ピッチで進行中なのです。その2010年マシンの概要が流出し、F1の技術ジャーナリスト、「ジョルジオ・ピオーラ」がその戦闘力を分析しました。
図から判断するところによると、このマシンはかなり攻撃的性格だそうで、2009年に空力学的に最も成功したマシンであるレッドブルとかなり似た構造をもつそうです。事実、昨年のフェラーリは空力学的に失敗してますしね。特徴は、昨年のレッドブルのようにノーズに段差があること。ディフューザもレッドブルに似てますね。
2010年の新規約にあわせるため、燃料タンクは昨年の倍の240リットルになり、これはフェラーリの親会社「フィアット」のプントの燃料タンク容量のほぼ6倍!。で、ホイールベースが2009年マシンよりも15cm長くなり、最低重量が引き上げられ(620kg)、レーススタート時には燃料タンクを満杯(ピット給油なしルール)にするので、マシンは185kg重くなります(昨年の30%増!)。ブレーキを多用するコースだとブレーキに大きな負担増になりますね。フロント・タイヤも昨年より幅の狭いタイヤですし、「ホイールカバー」は禁止になります。あのホイールカバーは邪魔です、スピード感が見ててよく分かりませんから、これは正解です。一時流行ったタクシーのホイールカバーも危ないから最近ではあまり見かけなくなくなりましたしね。
この新型フェラーリF1マシンを迎え撃つメルセデスのシューマッハは、F1に専念するため、ドイツの自分の「カート・コース」を弟のラルフに売却したようです。ただカートコースの名称は「ミハエル・シューマッハ・カートアンド・イベントセンター」のまま変更されないようです。そのシューマッハの若かりし頃(14歳)の時のインタビュー映像はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=aNXVKw8kowk&feature=player_embedded
2010年型マシン
メルセデスGPの主任エアロダイナミシストと
打合せするシューマッハ