こんにちは、Ｍです。
世界には訳のわからんクルマもあるもんですね。ロシアの高級車メーカーのdartz車が来年、モナコで開催される「トップマーカスモナコ2010」でお披露目するというこのクルマ・・・。同社の高級SUV『PROMBRON』を特別仕様車に仕立てた「モナコレッド・ダイヤモンドエディション」。そのダーツ社は1909年設立の老舗メーカーで、ソビエト連邦の建国者、レーニンやロシア革命の立役者、トロツキーなどに防弾仕様車を納めて実績を確立。最新モデルのPROMBRONは、GM製の8.1リットルV8（536馬力）を搭載し、トップスピードは240km/hという最上級SUV。ロシアのプーチン首相やベネズエラのチャベス大統領も同車のファンとして知られているそうです。
プーチン首相やチャベス大統領が絶大な信頼を寄せるのは、その装甲性能の高さかでしょうか。窓ガラスは防弾仕様で、6台のカメラが車外の様子をモニター・・・ロケット弾！の攻撃にも耐えられる装甲性能を持つボディは、重さ何と4tです。また、車体は特別塗装のモナコレッドで、ケブラーコーティングも可能。窓回りは本物のゴールドで装飾され、エグゾーストにはタングステンを使用。納車の際には、世界一高価なウォッカ、「ルッソバルティック」がプレゼントされるということです。しかし、このクルマの凄さはこんなもんじゃありません。その凄さ？はインテリアにありました・・・。なんと雄のクジラのペ○スから取った皮をレザー内装に使用↘↘↘。世界で最も高価なレザー？は、ギリシャの大富豪、オナシス氏のヨットにも使われているということです。さらに、メーター回りにはダイヤモンドやルビーが散りばめられ・・・。
一体なんですかこのクルマは。その価格は100万ユーロ（約1億3800万円）。エコとはまったく無縁の車、ある意味、超変態系スーパーカーですわ。ダーツ社は「我々をあざ笑い、クレイジーと言う人もいる。しかし、ラグジュアリーSUVの需要が存在する限り、我々はこのような車を作り続ける」とコメントしているそうですが・・・。造る方も買う方もどうにかしてますわコレ。 これに1億以上も出す人がいるとは・・・
