【兵庫県 姫路市の輸入車販売・買取 グランロッソ】
こんにちは、Mです。
ケーブルテレビの発明で財をなしたアメリカのジョン・ウォルソンの息子、エドワード・ウォルソンがフェラーリにワンオフモデルを造らせました。なんでも1968年のエドガー・アラン・ポーの怪奇小説をモチーフに競作したオムニバス映画『世にも怪奇な物語』~「悪魔の首飾り」の中に登場する金色のフェラーリP3/P4を現代に再現したという世界で一台のクルマです。
なんかよう分からん映画みたいですが、その中でたびたび登場するのが、金色のP3/P4らしいのです。それをモチーフにつくったワンオフモデル、その名「はフェラーリ・P540スーパーファスト・Aperta」と名付けられています。599をベースとして、ピニンファリーナがデザインし、ウォルソン自身が直接、その開発の各段階に関与したとか。
ボディカラーはともかく、カッコええですわ!やっぱり旧い名車のデザインを取り入れたら、ググッときますね。多分このオーナーも新しいデザインのフェラーリには興味無いんでしょうね、誰もが乗ってるから。クルマはオープン化にともなうルーフの取っ払いのために補強が入ってますが、重量増は20kgだけだとか。リアのタルガトップからフェンダーにかけての盛り上がりのカーブはエロカッコいいですね。ドアミラーも当時のヴィタローニF1風を意識してるのでしょうかね。フロントライト周りなどは599のものそのままですが、グリルのデザインも換えて、またボンネット高を抑えて旧車の魅力をうまく再現しています。全長4731mm×全幅1954mm×全高1300mmと599よりもちょっとだけ長く、ちょっと低いという感じです。
エンジンや足回り系とタイヤ&ホイールもそのまま599のものを流用して、6リッターのV12(最大出力620馬力&最大トルク62kgm)にF1マチックギアボックス、フロント:245×20インチ、リア305×20インチのままみたいですが、外観がここまでカッコいいなら、ミッションはF1マチックではなく、6速マニュアルにして欲しかったですね~ウォルソン・ジュニアさん!
独特の曲線が見事です、このまま市販したらどう?