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9分間の名映画とは

2009.09.29
【兵庫県 姫路市の輸入車販売・買取 グランロッソ】

こんにちは、Mです。

たった9分間(正確には8分半ほどですが)で感動?する映画って、みなさん観たことありますか?人によっては、まったく面白くないという方もおられますので、クルマ好きの方限定でご紹介します。ストーリーもナレーションもBGMもありませんが、アメリカの自動車雑誌カーアンドドライバーが「自動車の映画の中で、いままで見たこともない最高のものの一つ」と評価しています。

輸入車専門書籍の専門店「リンドバーグ」にもDVDになって発売されていますが、買わなくても大丈夫です・・・。

では、その超?名作の内容とは・・・。

フランスのクロード・ルルーシュが監督した1976年の古い映画です。この監督自身が大のクルマ好きで、自分の愛車「フェラーリ275GTB」に撮影カメラをくくり付けて、早朝の朝靄に包まれたパリの凱旋門が正面に見える場所から、アクセル全開でスタートします。もう33年も前の映画ですから、CGなんか使いません。全て実写映像です。

さあ、スタート!ウォーーーンとフェラーリ275のV12エンジンが唸りを上げます。キャブレターの吸気音とエキゾーストの見事なコラボ、これを聴くだけでも一見の価値ありです。周りの景色の過ぎ去り方とギアポジションとエンジン回転数から推定して、200kmはゆうに超えていると思いますが、激走&激走です。信号が赤でであろうが、通行人が横切ろうが、前方をバスや車がふさごうが、この約9分間一度も止まりません。鳩の集団を轢いてしまいそうな勢いで激走しまくりです。33年前&早朝で、現代に較べれば車が少ないとはいえ、パリのメインストリートを撮影のための交通規制なしに、フェラーリをアクセル全開!でというのは、ちょっと無謀な気がしますが・・・。しかしかえってそれが、リアルな内容で、予定のコースを外れて、急に予定コースとは違う方向にノーズを向けてるな、とかいうのが観てて伝わってきます。

では続きは明日・・・ フェラーリ275GTBです
左はENZO、右が275GTBです。今の599はこのテールを復活させたんでしょうね