こんにちは、Ｍです。
とうとうフェラーリもハイブリッドの時代へ投入でしょうか。フラッグシップＶ12の599ですが、この599にハイブリッドシステムを搭載して、次のジュネーブモーターショーでコンセプトカーとして発表する予定のようです。
F1の世界では「KERS」と呼ばれる運動エネルギー回収システムが流行りかけてます。今季はマクラーレンとフェラーリが使ってましたが、色々とトラブルも多く、重いシステム自体をリアブレーキ近辺（デフの上あたりかな、599の場合トランスアクスルで、エンジンはフロント・ミッションはリアにありますのでそのミッション自身の左右に配置してますね）に配置しないといけないのと、システム自体がまだ未完成の領域なので、感電したり出火したりとチト怖いシロモノです。
では、「ＫＥＲＳ」とは、なんぞや。実は、これまで熱として放出されていた減速時のエネルギーを回収し、機械的または電気的エネルギーとして貯蔵し再利用するシステムで、例えばｆ1では貯めたエネルギーをパワーに数秒変えて（今のところ80馬力に決められてますが）、スタートやオーバーテイクのここぞという時に使う。といったまあ、ニトロの電気版といったところでしょうか。使えるのは一瞬～数秒程度と、ターボやコンプレッサーのように常に使用可能なわけではありませんね。
さあ、この「ＫＥＲＺ」システムをフェラーリはどのように調理して市販するつもりなんでしょうね？おそらく、貯めたエネルギーを低速トルクの補てんに使って、燃費向上に使うのでしょうか。ガソリンエンジンベースに電気のエッセンス入りのフェラーリｖ12エンジン、その感覚はどんなものに仕上がってくるのでしょうか・・・。 こんな風になってお披露目される予定
