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旧いなんて言わせない!

2009.12.18
兵庫県 姫路市の輸入車販売・買取 グランロッソ】

こんにちは、Mです。

強烈なアメリカン・マッスルが1台いました。ベースはプリマスの「クーダ」で、「バラクーダ」のトップモデルです。ベース(標準モデル)の「バラクーダ」、その上のラグジュアリーモデルの「グランクーペ」、トップグレードで最強バージョンの「クーダ」という順番です。その「クーダ」は383CI(335ps)V型8気筒OHVが標準で、オプションには340CI(275ps)、440CI(375ps/390ps)、そして426CI(425ps)V型8気筒OHVが用意されていました。いくら適当なアメリカ表示でも425馬力は強力です、それも約40年も前にです。

ストックでさえハイパワーな「クーダ」ですが、このグリーンの「スーパー・クーダ」はブガッティ・ヴェイロン級の最高出力をもつ超モンスターに仕上げられました。心臓部のエンジンは、ベースの7リットルエンジンを取っ払い、ダッジバイパーに積まれてる8,400ccのV10エンジンにターボを2個くっつけてなんと1000馬力以上を絞り出すという代物。多分この太さでも足りないでしょうが、リアは345サイズの19インチタイヤを装着。この「スーパー・クーダ」は、クライスラーのチェルシー(ミシガン)にあるテストコースでで最高速チャレンジをやりました。相棒はあの「ENZOフェラーリ」、最高速350km以上を誇るマシンですから、同伴走行にはもってこいです。が、F1の空気力学満載のENZOはスピードが上がるほどダウンフォースが増えて安定した超高速走行が出来るのに対し、デザイン優先で空気抵抗などまったく度外視状態の「クーダ」ではいくらパワーで勝るとはいえ、少々不利です。いつボンネットがめくれ上がるか・・・という心配を常に意識しながらのチャレンジでしたが、叩き出した最高速は実に332.8km!実際の映像でもフロントガラスのモールが空気抵抗で取れてます。ENZOの甲高い排気音とは違う、大排気量ターボの低音で唸るエンジン音も異色ですが、運転したドライバーは大したもんですホンマに。その激走映像はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=p1cLfiVSyrw&feature=player_embedded ベースの「cuda クーダ」です(1972年式)
ENZOと張り合うんですから、凄いクルマです