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こんにちは、Mです。
元F1ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンが、前々から噂されてたWRCラリーに転向することが決まりました。とはいっても、一年契約のようで、タイトル優勝を目指せるポテンシャルのあるチームと契約するという条件で将来のF1復帰を諦めてはいません。ライコネンはレッドブルが支援するシトロエンチームと契約。シトロエンは現在WRCに2つのチームを参戦させていまして、優先されているのはWRC絶対王者の「セバスチャン・ローブ」と、「ダニエル・ソルド」が在籍しているチーム。で、ライコネンはもう1つのチームであるジュニアチームで、活躍することになるそうです。
ライコネンは今年、地元の「ラリー・フィンランド」でWRCデビューを果たしていて、WRCチャンピオン、「トム・マキネン」と組んでいた「カイ・リンドストロム」をコ・ドライバーとしてフル参戦することになるようです。
ライコネンは「キャリアのどこかの時点で、ラリー、特にワールドラリー・チャンピオンシップに参戦したいと思っていた」と語り、「レッドブルのおかげで、シトロエンC4というシリーズでも最高のマシンにのるチャンスを手にした」「これは新しいがとてもエキサイティングなチャレンジだ。現時点では1年契約なので、将来はどうなるかわからない。マシンのテストと、ラリー初戦のスタートを本当に楽しみにしている」ということです。北欧のドライバーはやはり雪国育ちのせいか、舗装路よりもダートコースを好む傾向があるのでしょうか?今までの歴代WRCチャンピオンを見ても北欧の選手が大多数を占めてますしね。ただ、このWRC参戦について元F1チャンピオンの「アラン・プロスト」はライコネンに対して少々厳しいアドバイスを・・・「1年経ってF1に帰ってきた時、いままで通りにはいかないだろう。一からチームとの信頼関係を築くまでは孤立する」と。なるほど、そうかも知れませんね、ただライコネンは独りが好きなタイプの人間ですから、プロスト御大の言葉もさほど気にもしないでしょうね。
そのプロスト御大の氷上でラリーカーを操る動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=J6qKQSiAQBQ&feature=player_embedded
WRC王者「セバスチャン・ローヴ」とWRC1年生の「キミ・ライコネン」
プロストが乗った「ダチア」のラリーカー
ルノースポールが開発を担当。ミッドシップのエンジンは日産の「VQ30型」。
チューニングされ、最大出力350psm、最大トルク36.7kgmを発揮。
トランスミッションは6速シーケンシャル。