【兵庫県 姫路市の輸入車販売・買取 グランロッソ】
こんにちは、Mです。
半年前のジュネーヴ・モーターショーで、コンセプトカー『200EX』として公開されてたロールスロイスのコンパクト?版の「ゴースト」が正式に発表されるようです。
ロールス・ファントム(メチャメチャでかいです)の一回りちっちゃい版といっても、全長5399×全幅1948×全高1550mm、ホイールベース3295mmの超ロングサイズですから・・・。名前の起源は、大昔(1906~- 25年に生産された)のロールスのモデルに由来しているとか。ちょっと昔までのロールスはエンジンの詳細なスペックなどは公表せず、いったいどのくらいの馬力かも不明(排気量は公表、馬力は必要十分なだけとか・・・)でしたが、この新型は堂々としたもんです。新開発の6.6リットルV12をターボで過給(立派な反則ですな)。最高出力はなんと570ps/5250rpm、最大トルクは79.5kgm/1500rpmを発揮!ファントムの6.75リットルV12(460ps、73.4kgm)を上回る、最強のスペックを誇っています。
ZFと共同開発の8速(そんなに要るんかい)!ATを介して、0~100km/h加速はが超級スポーツカー並みの4.9秒だそうです。最高速は紳士協定?で250km/hでリミッター作動ですが・・・。もうロールスは昔のイメージで語ってはいけませんね、中身はBMWの技術てんこ盛りですから。走りのBMWらしく、足回りは4輪マルチリンク。これに4輪独立制御のエアサスを組合わせ、アクティブロールスタビリゼーションやバリアブルダンピングコントロールといった最新技術を投入!これが凄いこと、このエアサスは車両の各部に設置したセンサーが、4輪にかかる荷重を2.5ミリ秒ごとにチェック。例えば、後席の乗員が右端から左端に移動すれば、それを計算して減衰力を調整するというもの。
格好も中々イイ出来です、特にサイドからなんか最近のウエッジの効きすぎたセダンデザインよりもちょっと昔っぽく、またトランクもきっちりしてて◎です。難点はやはりデカ過ぎることと価格(価格未定ですが、北米で2285万円~)ですかね。これのもう一回り小さい5m版で価格も1000万円台にしたらベンツのSクラスロングといい勝負するかも。Mには全く似合わないんで必要ありませんが。