こんにちは、Ｍです。
ＷＲＣラリー界では、王者セバスチャン・ローヴとのタッグで抜群の強さをもち、光り輝いているシトロエンですが、いざ一般の乗用車となるとドイツ御三家（ＢＥＮＺ・ＢＭＷ・ＡＵＤＩ）はじめ様々なメーカーに対して、なす術なしというのがこれまでのおおよその見解でした。
しかし、今年のジュネーヴショーで発表されたコンセプトカーの「ＤＳインサイド」を市販車「ＤＳ３」としていよいよ生産されるみたいです。それもこれまでのシトロエンの概念を気持ちよくひっくり返すかのような小粒でもピリッと辛いクルマに仕上がって、です。パワーユニットは２つのディーゼルエンジン（91ps、または111ps）と３つのガソリンエンジン（96ps、121ps、152ps）の５種類が用意され、トランスミッションは５速、もしくは６速マニュアルとなる。こうなるとＶＷのポロあたりやMINI、フィアット、あるいはアルファなどもこのDS３を無視出来なくなってきますね。
オーバーフェンダー気味に膨らんだ前後フレアにシトロエンぽくない新デザインのアルミホイールを出来るだけ四隅に追いやり幅広感アップ！クルマのカッコイイ見せ方をメーカーも分かったというか取り入れたみたいですね。シトロエンのチョイ本気モード版というところでしょうか。内装も想像できないくらいしっかりとして、高級感も併せ持ってるみたいですよ。デザインも凝ってますし・・・。ボディは外観色も当然ですが、ルーフの色もサイドパネルの色もしかり、ドアミラーのカラーまで選択パターンが格段に増えているようです。コンセプトでは２本出しテールパイプが１本出しに変更になるみたいですけど、これは是非２本出しにしておくべきでしょうね、全体のバランスから見てると。ともあれ、発売は来年の春頃（日本では未定ですが）とのことらしいので、どういう動きになるか楽しみです。てっとり早く市場にウケるにはWRCカーの街乗り仕様なんかを出したらスグに売れると思いますけど、そこまでチャレンジするメーカーではなさそうですしね。 マニュアルで乗りたいと思わせますね
