こんにちは、Ｍです。
F1レース活動を2008年いっぱいで引退したデビッド・クルサード。現在38歳の彼は、1996年から2004年までの9年間、メルセデス製エンジンを搭載した「チーム・マクラーレン」で戦った経験があるのは御存知のとおり。今までの流れでいくと①F1でレースする→②引退→②休暇→③DTMへ参戦というパターンが多かったので、もしやと思っていたところ、はりクルサードはドイツＤＴＭ選手権へ来年から出ることがかなり濃厚のようです。
やはり古巣のメルセデス・ベンツからの参戦が噂されていまして、最近ドイツのホッケンハイムで行われたDTMを観戦したクルサードが、DTMへの参戦にかなり興味を示したとドイツメディアは伝えているそうです。F1引退後、リポーター活動やレッドブルでのデモランなどをしておりましたが、やはりレースへの意欲はメラメラと燃えているみたいです。
メディアによると、「ドライブは難しい（DTMマシン）だろうけど、すごいマシンだ。見た目も素晴らしいね」と語りました。「F1ではダブルディフューザーの話題が注目を集めたけど、DTMのマシンには15個ぐらいディフューザーがついてるよね！」とジョークを放ったクルサードは、「（DTMの）技術レベルはすごく高いよ」と評価。さらに「僕がレース活動を恋しく思うか、そしてF1以外に（レースする）選択肢があるかどうか見極めるために1年間の休みが欲しかったんだ」とも付け加えたそうです。DTMレースを取り仕切る「ハンス・ヴェルナー・アウフレヒト会長」は、こうコメントしています。「クルサードがDTMマシンに乗っているところを見たい」・・・と。ジャン・アレジやフレンツェン、ミカ・ハッキネンにラルフ・シューマッハなど、F1あがりのドライバーが参戦してましたし、先日「ROC」で個人優勝したエクストロウムもDTMですから、もしクルサードが来年参戦するなら、エクストロウムとの一騎打ちも見られるんじゃないでしょうか。F1もいいですけど、「箱」で勝負するDTMもまた違った面白さがありますよね、なんとなく自分でも手が届きそう（運転出来るんじゃないか）な気がしますもんね、DTMなら。 かつての盟友、ハッキネンもDTMに行ったので・・・
