【兵庫県 姫路市の輸入車販売・買取 グランロッソ】
こんにちは、Mです。
先日、中国向けにフェラーリが12台限定で、599GTBフィオラノをベースにした「HGTEチャイナ」を発表したかと思ったら今度は「1台限定」のヤツが登場するみたいです。
注目するのは、そのボディの色というか柄というか・・・これって何なん?最初見たとき、ボディがひび割れしてるかと思いました。なんか亀の甲羅みたいにも見えるし、保管状態が悪すぎるクルマの塗装にも見えますしね。こんなんが喜ばれるのですか・・・。
で、その塗装の正体は、宋王朝時代の5窯のひとつ、磁州窯(じしゅうよう)にヒントを得た陶磁器パターンがホワイトのボディに描かれてるらしく、実物と同じく上薬加工が施され、絶妙な光沢感を引き出しているとか。磁州窯の陶磁器は現存するものが数百点しかなく、世界的に見ても貴重な文化遺産らしいです。また、リアピラーに「中国」のエンブレムを装着。HGTEチャイナの漢数字メーターと同様に、中国富裕層を意識した演出が施され、フェラーリアジアパシフィックのマルコ・マティアッチCEOは、「この限定車は中国の伝統とイタリアのデザインを、最も素晴らしい形で融合させた傑作」と自信をのぞかせているそうですが・・・。
Mの知り合いの大阪の外車屋さんのSさんの名言、「置いてるのは車やけど、売ってるのは男の夢や!」いやあ、その通りですね。この599の限定車を見ても「夢」は欠片も感じませんし、全くイメージ出来ませんもんね。最近のフェラーリは一体どうなってるんですかね?「クルマ」を売るメーカーになったらアカンですよ、「夢」を売るメーカーであって欲しいのに・・・。F1のフェラーリ低迷もこんなところに原因のひとつがあるのかも知れませんね。
なんじゃこれは?
(左上)中国のエンブレム付ピラー (右上)後姿もちょっと不気味 (左下)この人が有名アーチスト、Lu Hao氏 (右下)サイドショット