こんにちは、Ｍです。
今から２０数年前の話ですが、当時私の友人がはシボレー・コルベット（Ｃ４）に乗ってまして、そろそろ次のクルマに乗り替えたいとのことで、高く買い取ってもらうべく買取店を探しておりました。
友人は、「ここの店どうや！めちゃ高く買うてくれるみたいやで」
「コルベット専門って書いてあるし」と私にクルマ雑誌を手渡しました。
当時は、今のようにインターネットなんか全く無い時代、頼りはクルマ雑誌の広告だけです。
Ｍ「いっぺん電話してみ」友人「もしもし、オートショップ○○さんですか？
コルベットの買取査定してもらいたいんやけど・・・」
友人は私に一緒に付いてきてくれと懇願しますので、渋々付いて行くことに。
日は変わって、姫路から京都の○○市へ。住宅街の一角にそのショップはありました。
オートショップ○○○・・・。雑誌では結構広告を出しているショップでしたが、
オーナーと思しき超怪しい人物が登場。
オーナー「あっ、電話の人？」
友人「はい・・・。」
友人は完全に一発もらっております。
友人「雑誌に350万で買取ってかいてあったんですけど・・・。」
オーナー「まあ、モノによっての金額やから」
友人「あっそうですか・・・。」
私は友人にここ止めとけ！と忠告したのですが、
友人は遠いとこまで持ってきたんやからとここでええと言い出します。
オーナー曰く、「一日預からせてくれる？いろいろチェックせなあかんし」と言います。
友人は取り合えず現車を置いて帰ることにしました・・・。
次の日、友人から緊急電話が入りました。「俺のコルベット置いてる間に調子悪くなって、エンジンがうんともすんとも言わんようになってしもたらしいわ！」
「もう～ やっぱり騙されとるやんか。もう一回行ってみなあかんで」と、
私は友人を連れてもう一度京都まで行くことに・・・。明日へ続く
