こんにちは、Ｍです。
先日、スペインのバレンシア・サーキットで開催された「フェラーリ・ワールド・ファイナルズ」。そのパレードランで、フェラーリの会長モンテゼモロ氏がフェリペ・マッサと来季からチームに加入するフェルナンド・アロンソを自慢の新型「カリフォルニア」のリアデッキに二人を乗せて自らがハンドルを握り、サーキットコースをゆっくりと流していた時のことです。アロンソの地元スペインで開かれたイベントなので、アロンソのファンが大勢駆けつけています。左の緩いコーナーにさしかかる時、スタンドからの大歓声にモンテゼモロ会長が応えようと、ステアリングをちょっと逆方向に切ったとき・・・・その大失敗が始まります。
3人を乗せたカリフォルニアは、そのままスタンド方向に止まる気配もなく進み、グラベル（砂利がひいてあるとこ）に突入！実際のレースシーンでもよく見かけますが、その投入スピードかなりのもの。しかし今回のは超ノロノロです。なんでそうなるん？とちょっと首をかしげたくなるような超恥ずかしいシーンです。最低地上高の低いクルマですから、SUVのようにそのまま走り続けることは出来ず、砂利をリアタイヤでかき上げながらどんどん車体は沈んでいきます・・・。
これには同乗のアロンソとマッサも「一体どんな運転しとるんや！下手クソやな、このおっさん！」ともいえず思わず苦笑いするしか術がありません。二人はクルマから降り、一応手押しでクルマを脱出させようとはしますが、当然もうアウトの状態。運転担当のモンテゼモロ会長も、この時ばかりはさすがに超々恥ずかしい思いをしたことでしょう。しかし、すぐに後続のカリフォルニアが登場し、3人を乗せて再スタート。いやあ、なかなかこんなシーンはお目にかかれません ね。その大失敗映像は
http://www.youtube.com/watch?v=DBFWONEWWU8&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=xMe51yTs-7c&feature=player_embedded 前途洋々のように見えますが・・・
