こんにちは、Ｍです。
イタリアのパトカーが凄いのは有名ですよね。数年前にイタリア国家警察に『ガヤルドLP560-4』が納車された時は大事件？でした。なんせ最大出力560psを発生する5.2リットルV10搭載。0-100km/h加速3.7秒、最高速度325km/hという世界最速のパトカーですから。このガヤルド・パトカーに追尾されて逃げ切れる車はごくわずかな車種に限られてきます。イタリアの高速道（アウトストラーダ）でポルシェ911カレラSなどをはじめとする高性能車は300ｋｍなんか平気で出してます。このアウトストラーダの追尾用は高性能なガヤルドに任せておいて、おもに市街地での追尾用にと今回BMWの「1シリーズ」それもディーゼル車の「123Dクーペ」が抜擢されたようです。ノーマル状態ではツインターボの2.0リッター4気筒ディーゼルですので204馬力とちと役不足かなというところ。
しかし何か面白いことをするのがイタリア国際警察、普通のBMW123Dでは役不足ということで、BMWのチューニングで有名なACシュニッツァー版を導入することに決定。シュニッツァー・チューンのエンジンは、241馬力の最高出力＆48.0kgmの最大トルクを発揮。瞬発力重視の内容です。シュニッツァー製の大口径アルミと高性能タイヤを履き、シュニッツァー製のフロントスポイラー＆リアスポイラーを纏います。内装もホールド性重視のシートに、要るのか要らないのかよく解りませんがカーボンパネルがあちこちに散りばめられます。純正のiドライブのボタンもシュニッツァー製のホイールをデザインしたものに変更されてます。エンジンルームにはストラットタワーバーも装着し、追撃態勢は万全のようです。う～んこれは街中ではキュンキュン走りそうで手強いそうです。イタリア国際警察は、さらに過激なアウトストラーダ・バージョンのパトカーを２台検討中？多分現段階ではショーカーの段階でしょうけど、BURABUSの「ロケット」CLSベースのV12ツインターボ仕様で730馬力！これは最高速360ｋｍの怪物です。もう一台は、テックアートチューンのポルシェ911。実際にこの２台、とくにBURABUSロケットが動き出したら、ヴェイロン級のクルマでないとすぐにアウトになりそうです。 ACシュニッツァーコンプリートのパトカー
